2018年07月20日

少し変わった旅“大回り乗車” 

              湘南真田クリニック 副院長 春成 伸之
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梅雨があけて夏が到来しました。これから夏休みの計画を立てる方もいらっしゃるかと思いますが、少し変わった旅をしてきたので報告します。
先日、JR線東京近郊区間内の“大回り乗車”をしてきました。概要は、JR横浜線大口駅からJR横須賀線保土ヶ谷駅の片道乗車券170円で、八王子→新宿→日暮里→我孫子→成田→松岸→成東→大網→蘇我→保土ヶ谷を日中にかけて移動してきました。いわゆる“鉄道オタク”の方ならご存知と思いますが、一般の方々はたった170円でどうしてそんな長い距離を移動できるのかと思っているでしょう。もしくは不正乗車したと考えている方も多いはずです。でもこれは決して不正乗車ではありません。
このからくりは、近郊区間内の運賃計算の特例で、近郊区間内のみを利用する場合、乗車経路を重複したり、2度同じ駅を通らない限り、乗車券の運賃は実際の乗車経路に関わらず、最も安くなる経路を使って計算するからです。ただし有効期間は1日で、途中下車はできません。つまり、近郊区間内を線が交叉しないように一筆書きするように乗車すれば良いのです。
 今回はこの大回り乗車の様子を皆様に公開いたします。
まずJR横浜線大口駅で保土ヶ谷駅までの乗車券(\170)を購入します。ここで皆さんはなぜ交通系ICカードを使わないのか疑問に思われる方もいると思います。これには理由があり、ICカードで改札を入場して長時間改札を出ないと、出る時に“ピポン”とブロックされてしまいます。
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そうなれば有人改札口に行って、遠回り乗車の件を駅員に説明しなければなりません。駅員も不正乗車かどうかを調べる事もあり、経路を詳細に説明しなければなりません(私は以前横浜駅で駅員に詳細に説明した経験があります)。あと乗車券だと改札を出る時に無効のパンチ穴と押印をしてくれて渡してくれるので記念になります。大口駅から八王子線に乗って八王子に向かいます。
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乗車したのは八王子線専用のE233系です。これに乗って八王子に到着です。
八王子で中央線に乗り換えて新宿駅に向かいます。
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この写真の中央線車両E233系に乗車し、新宿に到着しました。
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新宿駅で山の手線に乗り換えて日暮里に向かいます。
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新型のE235系です。最後尾車両の表示が紫陽花になっています。この車両は月毎に季節の花が、ドアが閉まって走り出すと表示されます。日暮里駅で常磐線快速に乗り換えて、我孫子に向かいます。乗車した車両はE531系交直流電車です。ラッキーなことにトップナンバーのモハE531-1でした。
孫子駅には、名物のガテン系駅そばの、弥生軒の唐揚げそばがあります。今回の旅の主要な目的でもあり、昼食にいただきました。巨大な唐揚げが1個入って400円、2個入りが540円です。私は2個入りは到底無理なので、1個入りを食べました。お腹いっぱいです。
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我孫子駅から成田に向かいました。車両はE231系でした。
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成田駅に到着して、次に松岸駅に向かいます。今度の車両はE209系でした。
松岸駅で総武本線に乗り換えです。松岸駅は銚子駅の一つ手前の駅で、成田線と総武本線の交叉する駅です。銚子駅まで行くと一筆書きが成立しません。
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松岸駅から成東に向かいます。成東駅から成東線で大網に向かいます。
大網駅で外房線に乗り換えです。ここからは、おなじみの総武横須賀線直通電車のE217系に乗って、最終目的地である保土ヶ谷駅まで乗車します。
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保土ヶ谷駅の改札が最大の関門です。有人改札で「遠回り乗車してきました。」と駅員に告げます。以前横浜駅では、駅員に経路を詳細に聴取させられましたので緊張しましたが、今回の駅員は経路は聞いてきませんでした。乗車券に無効のパンチ穴と無効の押印をして渡してくれました。
 以上のように、無事に保土ヶ谷駅に到着しました。わずかな運賃で、結構遠くまで行くことが可能なのが大回り乗車の魅力です。ただし途中下車ができないところが難点ですが、現在エキナカが充実していますので、いろいろな駅のエキナカ探検ができます。ここで大回り乗車する際の注意点をまとめます。
#1. 一筆書きの経路である
#2. 同一の駅を経路に含めない
#3. 経路は交差しない
#4. 湘南新宿ラインは西大井〜大崎間を経路とすると実際は経由していないのに品川駅を経由したことになる(品鶴線という経路で運賃計算されるため)ので、できるだけ利用しない
皆様も大回り乗車の注意点をよく理解したうえで、時刻表をもとに計画してみたらいかがでしょうか。
posted by smc at 10:22| Comment(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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